さて、これからMicrosoftのケータイ電話戦略が熱くなってくるところです。
というわけで今日は現在のケータイの中でもっともスペックの高いT01Aを触ってきました。
SnapdragonとはQualcommが開発した携帯端末向け1GHzのCPU。
現在販売されているケータイで搭載されているのはT01Aのみ。
以前から試してみたいとは思っていたのですが、なかなか時間も無く(?)レビューがかけませんでした。
とりあえず、どのぐらいの処理ができるか。
今回は時間もなく、店の実機なのでアプリケーションはインストールできず、IEで適当にウェブページを開いてみる程度。
この重い自分のブログ、自分のものでは20~30秒かかるものを5秒足らずで開いてくれました。恐るべきSnapdragon。
自分の使っている携帯電話「HT01A」
OS : Windows Mobile 6.1 Professional
CPU : 528MHz
ディスプレイ : VGA(640*480)
通信 : HSPA , Bluetooth , IEEE802.11 b/g
※DoCoMoなのでHSPAと同時にBluetoothが使えない。
HTCもこのCPUを導入する方針を見せているので、これからのケータイ市場が楽しみですね。
さて、T01Aの問題はバッテリーが全然持たないこと。
自分のものは528MHzのCPUでバッテリーは1350mAh。
T01Aは1024MHzで1000mAh。
単純に計算してバッテリーの維持はTouch Proの半分以下。一目瞭然でバッテリーが持たないことがわかりますね。
自分のものではデータ通信しっぱなしで1日半ぐらいは持ちます。
Skypeを起動しっぱなしでは3時間、Windows Live Messengerの起動では4時間程度。
T01Aで検証してないのでわかりませんがフルに使ってしまえば2時間程度でバッテリー切れを起こすことも可能ではないでしょうか?
そんなあなたにはこちら。
超大容量バッテリー。
容量は通常の3.9倍の3900mAh。
これなら相当なことが無い限り一日でバッテリーが切れることは無いでしょう。
薄さを売りにしていたこの端末の特徴が殺がれますが、バッテリーが持たないケータイに需要はないかと。
厚さがでてホールド感がUPなんてことも期待できそうな。
とりあえず、スマートフォンというと「バッテリーが持たない。」という印象が根付いて消せませんが、「大容量バッテリーを購入する。」「呼びバッテリーを所持する。」という手で何とか回避するしかありません。
スマートフォンだからバッテリーが持たないのではありません。
例えば、auやDoCoMoのケータイでも「Windows Live Messengerをつけっぱなし」にするなどして比較してみるとわかると思います。
Touch Proにも大容量バッテリーがあったので画像を張っておきます。
まぁなんというか、右側は厚さ的にもデザイン的にもパスですね。
ジーパンに入れてたら膨らんでかっこわるい。
左側ならまだ何とか許容範囲かも。
良い画像が見つからなかったため張っていませんが、純正ではこのダイアモンドな感じはありません。真っ平らになっています。
左側は2000mAh、右は3000mAh。
右のをつかえばSkypeを使いっぱなしにすることもできそう。
無料通話のためにもバッテリーの維持のできるものが欲しいですね。
さて、今日はここまで。
Snapdragonの機種が大量に市場に出回ることを祈りましょう。