先週届いたAndroidタブレット「Archos 70 Internet Tablet」を一週間使ってみての感想。
Androidを初めて使い込むことになったが、まず海外製品なのにCKJフォント(中国、韓国、日本の文字を統合したフォントなのでたまに文字がおかしいのが気に食わないが)でいきなり日本語が使えることに感動。
基本UIの使い方を弄繰り回して把握。
Google Accountとの同期もできるようだ。
さて、ここからは端末について。
価格は3.8万円。安いところで買えば3万ぐらいで買えるかも。
スペック
Display : 7inch 800*480
OS ; Android 2.1 (2.2へのアップデート可能)
CPU : ARM Cortex A8 1GHz , 3D OpenGL ES 2.0
Memory : 256MByte
Strage : 8GByte
Comm : WiFi , Bluetooth 2.1 EDR
このスペックから見る限り「安かろう悪かろう」な端末に見えると思う。
実際使ってみるとひどく使わない限りは何の問題もなく使える端末だった。
ただ、メリットもあるが問題点も多々ある。先に問題点から挙げてみると
・Android Marketがインストールされていない。
・GPS非搭載。
・メモリが少ない。
Archos製品はGoogleのライセンスを取得していないため、MarketやGoogleのアプリはインストールされていない。
なので公式にはFlashページ閲覧やGoogleのアプリケーションを入れることはできない。
しかし「gApps4Archos」「ArcTools」をインストールすることで利用可能になる。
さて、デメリットばっかり書いているとネガティブキャンペーンに見えてしまうのでそろそろ前向きなことも書いていこう。
メリット
・Bluetooth PANが利用できる。
・3Dグラフィクスアクセラレータがついている。
・フロントにウェブカメラがついている。
・HDMIがついている。
自分の中では最重要であった「Bluetooth PAN」の件。
調べが足りなかったのかBluetooth PANが利用できるのはこの端末しか見当たらなかった。
自分が使ってる携帯電話「T-01B」がWiFiルーター化できなかったのでこれ以外の選択肢がなかったのがこの商品を買った最大の理由。
3Dグラフィクスアクセラレーターの性能はどう測定すればいいかわからないのでベンチマークソフト「Quadrant Standard Edition」を動作させた結果を張り付けておく。
本当にこの性能なのかは疑わしいところ。けどもベンチマークソフトの3D動画はそれなりに滑らかに動いていた。
さて、背面にカメラはついていないのだがフロントにVGAの解像度で撮影できるカメラが搭載されていて「Fring」を使って映像通話ができるようになっている。
が会議通話ができないので「Skype」を使っている。機会があればFringも試してみたい。
SkypeはAndroid Marketで検索してもヒットしなかったのでGalaxy Tabを使っている友達から最新版のパッケージをダウンロードしてもらいインストールした。
スピーカーから音をだしながら通話しても普通に通話できるようだが、相手の声を相手に返してしまっているようだ。イヤホン必須。
車に積んで車内スピーカーで通話するのは問題なくできたのでマイクの集音性にも問題は無し。
さて、Bluetooth GPSロガー買ってAndroid Navigatorにしますかね。
動作に関しては以下の動画をご覧ください。